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【城(ぐすく)History 01】琉球王国にタイムスリップ!城巡り旅!城跡からの絶景!(沖縄南部)


沖縄は、かつて本土とは全く異なる歴史と文化が息づいていました。その名も琉球王国。

英祖王統第4代玉城王(琉球王国の歴史書に登場する王。在位: 1313年 または 1314年 - 1336年)の頃より王権が衰え, 琉球各地に覇を唱える按司(あじ、または、あんじ。琉球諸島に存在した称号および位階の一つ )が出現し、やがて今帰仁村を中心とする北山、浦添首里を中心とする中山、旧高嶺間切(現在糸満市の一部)の大里を中心とする南山の三つの地域にそれぞれ王が現れた。三国志さながらのこの時代を三山時代と称する。

統治者が築いた城は「グスク」と呼ばれ、本土にある城とは異なる性質を持っています。沖縄県には2~300のグスクが存在すると言われており、2000年12月には5件のグスクと4件のグスク関連遺産が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。何回かのHistoryで、絶景ポイントの城跡をご紹介していきます。琉球王国にタイムスリップをする城巡り旅に出かけてみましょう!


【城(ぐすく)History 01】 沖縄南部01

糸満市具志川城跡! 喜屋武岬にある海に突き出た崖の上に立地 !城跡から見る海は絶景!

具志川城跡は沖縄本島の最南端の喜屋武にある海に突き出た崖の上に12世紀に建築されたグスクで、石垣などが当時の姿で残されています。断崖絶壁の上に立地していて、主郭(一の曲輪)があった場所は三方を海に囲まれていて、そこからは絶景の海の光景がパノラマのように見え、太平洋の素晴らしい眺望を楽しむことができます。特に夕方には夕陽が美しく、素晴らしい海の光景を体験することができます。石垣以外はほとんど建造物がなくて整備もあまり十分ではありませんが、海を眺めに立ち寄るには格好のスポットです。

 沖縄のグスク時代を代表する城跡のひとつで、久米島にも同じ名前の具志川城跡があります。なぜか?真金声(まかねごえ)按司によって築城されたと言われています。真金声按司は沖縄諸島の久米島で具志川城の城主でしたが、真仁古樽(まにくたる)按司の攻撃を受けて沖縄本島のこの地に逃れて、久米島と同じ名前の具志川城を築城しました。 青磁・白磁など中国製の陶磁器が発掘されていますので、もちろん歴史好きの方にもおすすめします。

【城(ぐすく)History 01】沖縄南部02

南城市玉城城跡!アマミキヨが築いた伝説の城!カップルがくぐるハートロックゲート!

  南城市玉城には糸数、玉城、ミントン、垣花の4つのグスク跡がわずか4kmの範囲で道沿いに分布しており、これらを結ぶ道は「グスクロード」と呼ばれている。

 玉城城跡(たまぐすく)は、別名アマツヅ城とも称され、築城年代や歴代の城主についてはさだかでない。島尻郡誌では、「アマミキヨが築いた城であるとの伝説があって、城主は、一の郭、二の郭、三の郭の三つの郭からなる階段状の山城で天然の要害の地に築かれている。城壁は一の郭のみよく原型をとどめていて、二の郭と三の郭の城壁は、戦後、米軍基地建設の骨材料として持ち去られ、現在根石がかろうじて残っているにすぎない。

 一の郭は、東北東に自然岩をくり抜いた城門を構え、城内には「天つぎあまつぎの御嶽」(神名「アガル御イベ、ツルベ御イベ」)が祀られている。 門は岩のトンネルになっていて、見る角度によってハートに見えることから、最近は「ハートロックゲート」と呼ばれ訪れて一緒に石門をくぐるカップルが増えています。

 石門「ハートロックゲート」からは、右にブルーが広がる海、左にグリーン琉球ゴルフが広る絶景ロケーション!


 
 
 

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