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セブン出店前「余地あり」 沖縄のコンビニ数 全国45位の少なさ

セブンは5年間で250店舗の出店計画を立てている。1号店は那覇市や沖縄本島南部エリアを中心とした出店で、本島中部や北部へと徐々に広げる方針。

帝国データバンク沖縄支店が5日発表したコンビニエンスストアの業界動向調査によると、沖縄は人口10万人当たりのコンビニエンスストア数が38・6店の全国45位で、3番目に少なかった。同支店は現時点で、沖縄はコンビニ店舗の出店の余地はあるとみる。一方、7月11日に県内初出店するセブン-イレブンの14店舗を加えた場合、沖縄は39・5店の全国40位、5年間で250店舗の出店計画が実現した場合を仮定すると55・9店で東京を抜き全国3位に急浮上、一気にコンビニ激戦地の仲間入りをすることになる。

 全国平均は44・6店。1位は北海道の56・6店で、北海道を地盤とするセイコーマートと他店との競争が激しい。2位は山梨県の56・1店、3位は東京都の51・9店となった。店舗数では人口の多い東京都の7123店が最多で、沖縄は557店の27位で全国中位に位置している。ただ、10万人当たりに換算すると、沖縄は45位に下がり、同支店は「全国と比べれば出店の余地がある」とみている。

 同支店によると、沖縄ファミリーマートとローソン沖縄の県内コンビニ2社は1日当たりの平均売上額がそれぞれセブンの65・6万円とほとんど変わらないという。全国のファミマは53万円、ローソンが53・1万円とセブンに10万円以上の差を開けられているが、沖縄は消費性向が他県より高く、人口当たりの店舗数やコンビニチェーンの少なさが影響しているとみている。


 
 
 

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